第45回日本口腔インプラント学会近畿・北陸支部学術大会

ご挨拶

公益社団法人日本口腔インプラント学会
第45回近畿・北陸支部学術大会
会長　髙岡　一樹
（滋賀医科大学医学部　歯科口腔外科学講座）

この度、公益社団法人日本口腔インプラント学会 第45回近畿・北陸支部学術大会を来たる2025（令和7）年11月2日（日）～3（月・祝）、大阪歯科大学天満および楠葉キャンパスを会場に開催させて頂くこととなりました。11月2日は市民公開講座、11月3日は学術大会（特別講演・シンポジウム・会員発表・専門医教育講座・専門歯科衛生士教育講座・専門歯科技工士教育講座など）の開催予定です。

今回の大会テーマは 『 三方よしのインプラント医療』を掲げさせて頂きました。「三方よし」とは、近江商人の理念に由来する「売り手よし、買い手よし、世間よし」を示す表現です。歯科にこれを当てはめると、「売り手」は、われわれ医療従事者すべて（歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付など）、「買い手」は、患者さんおよびその家族だけでなく医科主治医や看護師、介護士など、「世間よし」は国民の健康寿命延長への寄与などの社会貢献だと考えています。また、「インプラント治療」ではなく「インプラント医療」としたのは、介護の現場までを含めた問題を提起する意味で「インプラント医療」と致しました。インプラント医療が、関与する全ての人々が良かったと思えるサステナブルな医療になればと願っています。

多くの皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げております。最後に、このような貴重な機会を与えて頂きましたことを深く感謝するとともに、大会長として謹んでご挨拶を申し上げます。